スプレットシートからSalesforceへ日次で更新を行う
スプレッドシートとSalesforceを比較した際の更新分のデータ更新を日次で設定する方法をご紹介します。

- 1.Google SheetsのSourceを追加(既存ファイルと追加ファイルの2つ)
- 2.Transformの差分を使用して更新分のデータのみ抽出
- 3.Transformの投影を使用して不要なカラムを削除
- 4.SalesforceのSinkを追加し、データを転送
- 5.(参考)SQLのクエリで追加するレコード数をカウントし、チェック
以下のように設定します。(※既存ファイルイメージ)

以下のように設定します。(※追加ファイルイメージ)

設定完了後、画面右上の「プレビュー」でデータを確認します。
※プレビューを実行しておくと次のタスクの「Input」側にデータが表示されるようになります。

プレ ビュー実行後「設定」を選択して完了します。
Source「Google Sheets」の詳しい説明は以下ドキュメントをご確認ください。
Google Sheetsから連携された既存データと更新分データの差分を比較し、Salesforceへ連携する更新分データのみを抽出します。
▼IdをキーにDest側(既存ファイル)にない、Source側(更新分データ)のデータのみを抽出します。

設定完了後「設定」を選択して完了します。
Transform「差分」の詳しい説明は以下ドキュメントをご確認ください。
Salesforceへの連携に不要なカラムを削除します。
▼以下の例では、「id」を削除します。

設定完了後「設定」を選択して完了します。
Transform「投影」の詳しい説明は以下ドキュメントをご確認ください。
以下のように設定します。(※任意のテーブルを設定)

設定完了後「設定」を選択して完了します。
Sink「Salesforce」の詳しい説明は以下ドキュメントをご確認ください。
Source/Transform/Sinkの各タスク設定完了後に「プレビュー」をクリックして実行後のプレビューが確認できます。設定に不備がない場合Completedと表示されます。

プレビューで実行結果を確認後、問題なければ「設定」を選択して完了します。

タスク間の矢印を繋ぐ前のタスクでプレビュ ーを実行した後に繋ぐようにすると、前のタスクのデータをInput欄から引き継ぐことが可能です。(以下、参考イメージ※フィールド変換の場合。)

以下のように設定します。
▼イメージではCOUNT(*)を使用してレコード数を集計してます。

SELECT COUNT(*) AS cnt FROM linked_table
それぞれのタスクを設定したらワークフローを保存します。
ワークフローの保存後、以下のワークフロー画面に移動し、時計マークを選択し、スケジュール設定をします。

スケジュール設定画面で以下のように設定します。

▼毎日の1:00(Asia/Tokyo:日本時間)にワークフローを実行する設定
設定項目 | 設定値 |
---|---|
タイムゾーン | Asia/Tokyo |
実行単位 | カスタム |
実行単位 | 日次 |
開始時間 | 01:00(*任意 |
それぞれの項目を入力したら、スケジュール横のスイッチをONにし、「設定」を選択します。
スケジュール実行に関して詳しくは以下のドキュメントをご確認ください。
▼Workflowを定期的に実行させる方法
Last modified 1yr ago